3K、4KとAI、BI

和製英語、カタカナ語、省略語の氾濫で年寄りは新聞読むにも苦労する。
まず3K。きつい,きたない、きけん の代表格とされる建設現場にロボットを導入する動きが急であるという。そこまでは分かる。
しかし新3Kとなると分からない。そんな労働環境を改善して、高い給料、長い休日、希望の持てる職場に変えたいというのが新3Kだという。

次に4K。高画質の大画面テレビのことかと思いきや、国際的に通用する映画監督、是枝裕和、北野武、河瀨直美、黒澤清の頭文字だという。こうなると余程の映画好きでないと理解できない。ちなみに5Kというのはまだ無い。

AI(Artificial Intelligence)は人工知能。BI(Basic Income)は最低限所得保障。CI(Corporate Identity)は企業理念の視覚化。ちなみにDI、EIはまだなさそうである。

日本語で言えばいいものを英語で喋って知識をひけらかす嫌味な風潮が横行する。一部のビジネスマンにしか通用しないような用語を一般化するのは止めてもらいたい。
アイデンテイテイ(Identity)は独自性、個性と言えばいいし、アウトソーシング(Outsourcing)は外部委託、アジェンダ(Agenda)は会議議題でいいじゃないか。「ア」はアイドル、アドリブ、アパレルくらいにしておいて欲しい。
いまのところ「真摯」や「忖度」を英語にする動きはなさそうだが、もともと「真面目に」、「意を汲んで」と言えばいいものを近年もっともらしく聞こえるようにした。この用語の使い方は議会などに目立つが、内容の無い議論を飾り立てるだけのもので、正しい日本語の使い方としては嘆かわしい。
(2018.6.5)

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