半ペタお冷や

半ペタお冷や、と呼ばれる俗に役者面と言う面立ちのお貰いが居た。色白の巨漢で町の人は高僧の修行中とか海軍の高官、お大尽の道楽、、ロシアのスパイとか言って居た。
半ペタお冷やは「お冷やで良いから恵んで下さい」と言葉も丁寧でそこはかとなく上品だったのがそう言わせたか彼の妻は女優の栗島澄子、と言うのもあった。彼もまた美男なのだ。
「おかみさんのおこげのおむすびが大好きでして。」なんて母を喜ばせたり、僕を煎餅屋のお坊ちゃんと呼んでみたり、これには参ったがパンパン屋のガキ!と呼んだY君のお母さんに比べると子ども心にも礼儀正しいお貰いさんだなと覚えたりしたのです。
半ペタとは彼は六尺ふんどしで着物の尻をからげて居たので常のお尻のほっぺ片方を出して居た事による命名です。
金ちゃんの紙芝居

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中