獄牢

ある日、振り袖奥様は忽然と姿を消すのすです。
神隠しの噂も流れましたが椎と栗の林の中の蔵に閉じ込められているのを栗拾いの子が見つけたのです。 
奥様は明かり取りの窓の鉄格子のあいだからそとの子供たちにウンチを投げ付けたのです。
今言えば重い認知症だったのでしょうがあの頃は気狂いの一言で片付けられたのです。
その後、奥様がどうなったか誰も知らない事になっていて僕も死ぬまで知らない事になっているのです。
恋はやさしー
野辺の花よー
今も僕の耳にはあの歌声が聞こえるのでさす。
もう七十年も昔の事になってしまいました。

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