田中精肉店その2

おじさんもおばさんも太ってい、血色もよく、いかにも肉屋さんだった。
特におばあさんはエプロンが子供用かと思える程美事なでぶです。
表通りまでラードの匂いをさせた揚げたてのコロッケやポテトフライはたとえ様もない美味、しばらくの間はお八には一ヶ五円のコロッケをねだり、紙芝居用の五円は肉屋で消えた。
望めば、おばさんはブルドックのとんかつソースかウスターソースをかけてくれたが、僕は何もつけない熱々をフヒフヒハヒハヒいいながら食べるのが好きだった。
金ちゃんの紙芝居

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