回顧2016年(平成28年)

正月二日の午後、娘夫婦、孫たち13人が三々五々新年会に集まってくる。一番先に着いた小学生の麻衣ちゃん、礼クンに尋ねる。“去年のFamilyの重大ニュースって何だろうね?”
全員揃うまでに大きく張り出しておこうという算段である。
“ウーン やっぱり親分とアーチャンの金婚式かな”
“その次は?”あまり考えることもなく“俊平クンの高校入学と芙ちゃんの卒業と就職だね”成長著しい年少の孫たちがスラスラ答える。
さすがにその次は?になると一緒に考え込むことになったが、「純クンのミニバスケ全国優勝」と「親分のゴールド・シアター出演」がめでたくランクインした。そこまでが5位。
次点に渡辺家を取り上げようとなり、「丈クンが一家で一番背が高くなった」というノミネートもあったが「丈クンの鉄分濃度高まる」に落ち着いた。鉄キチが相当進行している。
その頃になると、16人全員が膳につき、恒例の新年会が賑やかに始まった。斯様に我が家においてはさいわい大きな不幸もなく、極めて順調な一年であったが、「世界」はどうであったか。

2016年は格差への不満が政治を動かした年として歴史に残るのではなかろうか。米大統領選のトランプ勝利、国民投票でEU離脱を選択した英国、各地で頻発するテロ。日本においても、この年は格差と分断が顕著に目立ち始めた年と言えそうだ。
障害者施設で発生した陰惨な事件や、若者がからむ繰り返される殺傷事件、高齢者の運転事故の多発も日本の社会が抱える矛盾が表層的に現れたものと言える。
こうした中で、熊本地震の発生、台風10号の豪雨など、自然災害の大規模化と一向に進展しない原子力政策など、国民の漠とした不安が澱のように沈殿しつつある。
アベノミクスを信じない国民は多いが、反主流派不在の与党、無力な野党、キバを抜かれたマスコミ…。やりたい放題の安倍政権に国民はものを言う気力を失っている。
唯一明るい材料が都知事に小池百合子だけでは今年も憂鬱である。とは言え、高齢者は75歳からという新しい提言も出た。とうにその域に入っているが、心身共に依然健全、今年もご愛読を!
田谷英浩

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