羽田国際化と朝霞の上空

成田まで行かなくても羽田から飛べるので羽田発の国際線の人気は高い。国は国際競争力の強化や訪日外国人旅行者の増加と相まって、4年後の東京オリンピックの開催に向けて羽田空港の更なる機能強化を目指している。つまり発着回数を大幅に増やす必要性に迫られているのだ。今でもパンク寸前の羽田の発着枠を拡大するには新たな飛行ルートの設定がどうしても必要になる。
そこで国土交通省は新たな飛行経路案を作成し、昨年東京、神奈川、埼玉の16会場で住民説明会を開催した。新ルートの設定により、航路の下になる自治体住民の振動や騒音被害、落下物などに対する懸念を如何に払拭するかがポイントである。

結論から言うと、羽田A・C滑走路への南風時の着陸進入ルートは原案に比べやや東側に移行され、朝霞上空は航路にかからないことになった。
当初設定されていた内間木→根岸台→仲町→栄町2丁目の上空を飛行するルートは、将に我が家の真上を飛ぶもので、すわ一大事! 公務員住宅問題についで久しぶりに国と対峙かと身構えたがどうやら杞憂に終わったようだ。ただウチの上空は困るが、他所ならいいという性質のものではなく、最終結論がどうでるか注視する必要がある。

ところでこの間感心したのは昨年9月、和光市で開催された説明会における国交省職員の住民対応である。会場には説明パネルと地形図のジオラマ、騒音レベルを聴かせる装置などが用意され、待機する10数人の職員が来場者ひとりひとりに貼り付いて、誠に丁寧な説明をする。国もこれを重要問題としているのだという証なのであろうが、ツアー客に付き纏うお土産屋の店員のようなしつこさ、熱心さにはいたく感心した。
それともう一人。わが黒川市議。この問題をいち早くつかみ、市議会で問題にし続けた。他議員がなんのことやらとポカンとする中で、終始市の対応を求め続けた。問題発見能力と追求力はさすが黒川議員と褒めたい。
田谷英浩(2016.6.23)

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羽田国際化と朝霞の上空」への1件のフィードバック

  1. この問題は最終的にどう帰結して行くのか私も注視しています。
    朝霞に掛からなければそれでよい、というわけではありませんしね、どうなることやら…、です。

    東京オリンピック対策に見せ掛けてどさくさに紛れて決められてしまいそうですが、一旦決定されたら覆すのはなかなか難しいでしょうしね。

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