JR北海道から目を離せない

3月26日、東京-函館を4時間で結ぶ北海道新幹線が開業し、それに併せて並行在来線の江差線・五稜郭-木古内間37.8㎞に第三セクター「道南いさりび鉄道」が誕生する。これは明るいニュース。
一昨年の北陸新幹線開業による羽田-富山便、羽田-小松便の大幅減便のような国内線航空へのインパクトは考え難いが、本州・北海道間の交通体系が変動することは間違いない。
一方暗いニュースは同日のJRダイヤ改正と同時に7駅が廃止されること。現在JR北海道には453の駅があるが、その13%、58駅は一日の平均乗車人員が一人以下であるという。
こうなると廃止もやむをえないとは思うが、釧路-根室間の「花咲駅」のように根室本線に「花咲線」という愛称名をかぶせながら、その駅が消え去ることは道東の人にも鉄道ファンにも非常に寂しい。
鉄道は昭和30年代までは北海道開拓の先兵であった。かつて全線開通で万歳三唱が沸き起こった村々も、過疎と高齢化により限界集落と呼ばれ、駅は無人となり、いま廃止されようとしている。
現在JR全線19,876㎞には4,546の駅があり、駅間距離の最も長い区間は、石勝線の新夕張-占冠間34.3㎞である。ところが来月の7駅廃止により、トップが入れ替わることになった。
石北本線上白滝駅の廃止により、上川-白滝間37.3㎞が駅間距離日本一になる。ちなみに東京の山手線の一周は34.5㎞、大阪環状線は21.7㎞にすぎない。

かくして鉄道もそうだが、こちらにも残された時間は少なくなってきた。北海道の鉄道をこよなく愛する者としては、7日間有効の北海道フリーパスを使って、道内鉄道の旅をもう一度やっておきたい。イメージとしては、旭川に飛んで、そこを拠点に網走往復、稚内往復、釧路往復、函館往復などが考えられる。
いずれ同好の士を募りたい。
田谷英浩(2016.2.20)

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