サテンで出来たジャンパー

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ぼくが欲しくても手に入れることの出来なかった唯一のもの。サテンで出来た、いかにもアメリカ人好みの派手なジャンパーです。繻子の艶があざやかな絹色系のししゅうに、さらに映えてこの上のない美事さです。
白人兵よりも黒人兵に良く似合います。ぼくの好きなトニーさんも着ていて、南栄の小池商店BUSY・BEEで売ってます。
ぼくもこれが欲しくて母にせがみ、母と小池商店に行きましたが、小人向けはなく、特別註文とかで……それには20ドルが必要でした。
S25当時それは大金です。たとえば適さないが、S25当時パンパンが米兵から得るのはショートタイム三百〜五百円、一時間五百〜千円。
オールナイト千円〜二千円(東京一高い新橋で)。一ドルが360円です。20ドルとは高価ですが、それは手の込んだもので、ししゅうは中国人職人の全て
手仕事だったのです。今日、時々見かけますが、ちゃちな布とししゅう、何と安っぽいことが。そう当時のそれはとても上品でした。

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