Dean Martin デーン・マーチン

DSC00942
大宮の馬場蒲団店(H27・9現在盛業中)から毎日唐草の風呂敷を担いで来たおぢさんは傷痍軍人で身体に銃弾がいくつも入ったままだとかで歩行に困難があり体も始終ふるえていた。
一メートル八十センチに近い長身で、当時としてはかなり目立った。米兵と肩を並べても引けをとらず、特に顔立ちは日本人離れし、米国の映画俳優であり、歌手でもあったデーン・マーチンに似ていた。
おじさんは貸蒲団ばかりでなく、米兵・パンパンを通じて入手した米物資のありとあらゆるをやみ屋として利を得ていた。
たとえば“ラッキーテンボックス”欲しいんだけどと言えば、即日入手出来た。
ある時、パンパンと金のことでもめていた米兵に不自由な体で近づき、何やら二言三言言うと、いかった米兵は、“イエスサー”と敬礼をしパンパンに米ドルを渡して素直に去った。おぢさんは英語も出来たのだ。
何でも帝国陸軍の大尉さんだったと聞いた。本名、小林開一さん。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中