ANAエンジン整備工場見学会

頼れる大人の会の定例行事「大人の社会科見学」秋バージョンは『全日空原動機整備工場見学会』と銘打ち実施された。アレンジャーは元全日空商事の幹部U氏。
ANAやJALの格納庫内での機体整備見学会は以前から行われていて、予約が半年先まで埋まる人気メニューである。しかし知的好奇心のかたまり「頼れる大人」はそんな初心者クラスでは満足しない。機体などは見飽きている!エンジン整備の状況をこの目で見たい!
そしてそれを実現できる会員がいることが我々の自慢でもあり、何よりの強みである。先方からは一般立ち入り制限区域に入るので本人確認が必要となる。運転免許証かパスポートを持参せよとの達しがある。いよいよ普通の人は立ち入ることも、見ることも出来ないエリアに入れるのだと緊張の内にも、若干の優越感も感じられウキウキする。

11月9日、京急の終点羽田空港国内線ターミナル駅でANA社員の出迎えを受け、空港内の業務バスでANAエンジンシステムビルへ案内される。ビルの入り口には“ようこそANAEMBへ頼れる大人の会様”のボードが掲げられていて、面映ゆいまま会議室に通される。
挨拶もそこそこに、パワーポイントによるエンジン整備の工程が流れるように説明され、その後ヘルメットを着用し、いよいよエンジン整備工場へ入る。
天井の高い巨大な工場は極めて清潔で静粛、高さ5mにも及ぶ巨大なエンジンがひときわ目立つ。ものを造る製造工場ではないとはいえ、耳をつんざく機械音もコンプレッサー音も無く、もちろん火花も散っていない。工場内では意外にも大勢の人が働いているのだが、声高な会話や議論も吸収されてしまうのか、全く聞こえてこない。
一定の飛行時間を終えたGE製、P&W製、ロールスロイス製各社のエンジンが搬入されたのち、分解、洗浄、検査、修理、組み立て、試運転の一連の工程を通って航空機に再び装着される。厖大な工数と時間。機械化された無人の製造ラインとは全く違い、それぞれの作業工程に人が張り付く人間臭い職場である。
人間が仕事をしているという確からしさを実感する。航空機のエンジン部品は20,000点を超えるそうだが、その微細な一点一点がこういう形で整備されていることを知りえた貴重な体験となった。(2015.11.17)
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