仙石東北ライン

JR仙石線全線復旧(5月30日)に併せて「仙石東北ライン」という新ルートが誕生した。
しかしこの話しはかなりマニアックで、フツーの人には殆ど興味がなかろう。だからお読みいただかなくていい。要するに仙台から石巻へ行く時、或はその逆を行く時、今までより15分以上速く到達するルートが生まれたというに過ぎない。

仙台駅地下の仙石線ホームへ下りることなく、地上の東北本線ホームでこの列車に乗ればいい。ここからは「テツ」の領域である。
東北本線の塩釜-松島間10㎞と仙石線の東塩釜-高城町間8.3㎞は殆ど並走している。分県地図レベルでは一本の線路にしか見えない。そこでJR東日本は両線が最も接近している区間に約300mの単線の連絡線を設け、東北本線から仙石線へ、その逆も可なる接続線を整備した。昔から貨物が乗り入れる渡り線はあったようだ。
しかしこれだけでは旅客列車の運行はできない。東北本線は交流20,000V、仙石線は直流1,500Vの電化区間である。しかも両線を接続する渡り線は非電化である。このためJR東日本は仙石東北ライン専用のハイブリッド気動車HB-E210系を開発した。
この構想は数年前から地元では報じられていたようだが、全国レベルではマイナーニュース。残念ながら知らなかった。それでこの新鋭車両に乗ることも5月30日の目的に加えた。
スムーズな発進、滑らかな加減速、静粛な車内、とてもエンジン車が走っているようには思えない。JRもやってくれる。このメリットを享受できる乗客はかなり限定されようが、鉄道ファン、とりわけ「乗りテツ」には非常なプレゼントである。だいたいこんなことを面白がることがそもそもおかしいのだが。 (2015.6.8)

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