朝霞駅前、朝昼晩の巻(下)

変電所駅に向い右手の変電所の防火用水槽は蚊とパンパンの溜まり場です。 なにしろ、変電所裏は広く深い草原で、ハニーさん御贔屓の星空旅館なのですから。 それを見込んで、リヤカーの赤ちょうちんも出ます。

モモテハイツフェンス内はモモテハイツ。 外は相手にされなかったハニーさん。 思わず「がってんめ!」が口をつきます。 着物の女の首には、のど保護の眞綿が巻かれてます。

わんだら おっけーヨ駅前たそかれどき。 「へい! じいあい じょう」 「しょうとたいむ。わんだら おっけーヨ」 「ふん! しみったれやろう!」

岡田屋の火事岡田屋の火事のこと 母から聞きましたが、淫売屋の女主人は、屋根に上り 自分の赤い腰巻を外し、降りかかる火の粉を払ったそうです。 それは火の粉や炎をよけるまじないだそうです。 但し、腰巻は赤でなければいけないそうな。 ちなみに火は数件先で向きを変え、類焼をまぬがれたとか。

夏の縁側夏など家(うち)では、上半身裸のおばさんもめづらしくありません。 縁側からのおしっこもOKです。 だから日当りの縁側は一年中”しょんべん臭”がしてます。 町の匂いの代表です。

長太郎と九左衛門しゃもの長太郎と九左衛門は、時々、父につれられ、 闘いの場に出されますが、”九左”全く弱虫。 いつも長太郎が傷だらけになるも勝ち残り、父を喜こばせます。 単なる遊びではありません。 闘鶏という名の博打です。 長太郎のさいごは、両方とも足爪にカミソリの刃を付けての戦いでした。 相当共、一声も上げず、数10分の死闘の末、たおれました。 ぼくの目の中の一等残酷なシーンです。

ちゃぼちゃぼ♂1羽、♀5羽がいます。 毎朝、たまごをもらいに行くのは、ぼくの役でした。 あったかなごはんに生卵は何よりのぜいたくでした。 だから、ぼくはちゃぼをうんとかわいがったのです。 めめず、ばった、えびがに、学校帰りに少し遠まわりをして、 とって来てあげました。 喜ぶ顔がわかったんです。

引込線引込線の”終点”を知っていますか? 土手の下には桜の古木と、その元にお稲荷さんがあります。 すぐ近くに、彼の有名な”越戸の”パンパンハウス”です。 西の空をずっとたどると富士山もみえたのですが…… あの景を瞼に浮かべられる御人がいま何人居られましょうや。

授乳若いお母さんも授乳時は人目を気にすることはありません。 おっぱいをみて、顔を赤くする学生も、 とやかく言う御人も居らなんだです。

どこかのお店♣が印されているだけのお店です。 朝香町内でないことは確かのことですが、何処だったか、思い出せません。 実物大のポスターに”おかま”とあって、ぼくは母に問うたところ “男おんな”とのことでしたが、興味深い裸鬼の眞赤のポスターでした。 記憶をほじくり返せば、ヨコハマかタカサキです。 タミ―さんとGIの彼に誘われ、伊香保温泉に二、三日遊んだ時の 髙崎でのことこかと……思います。(S25) いずれにしても♣だけのお店。 今に通じるおしゃれではありません? どなたか知らないでしょうか? クラブ”Club”かね。

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