不眠症と睡眠薬

日本老年医学会は医療者向け「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン(指針)」を10年ぶりに見直すとの新聞記事に触れた。
よく読むと高齢者に出やすい副作用を防ぐため、中止を考えるべき医薬品約50種類を挙げ、やむをえず使う場合の方法も盛り込んだ案をまとめたとあり、学界のウエブサイトにリストなどを公表して意見を求め、6月までに正式決定するのだという。
最近いささか気になっていることもあるので早速そのサイトを開いた。以下に不眠症に関する要約を掲げる。

高齢者の不眠症に対して睡眠薬は有効か?
睡眠潜時や総睡眠時間などに効果が認められる。

ベンゾジアゼピン系薬物は高齢者に安全か?
副作用として認知機能低下、転倒、骨折、日中の倦怠感などのリスクがあるので使用はできる限り控える。
とあり、
代表的な商品名として今服用している薬品名が中止を考慮すべき薬物として挙げられている。しかも推奨される使用法として、「できるだけ使用しない」。使用する場合でも「最低必要量をできるだけ短期間使用に限る」とされている。
最低必要量とはどんな量なのか分からないが、この10年ほど、最初は半錠だったのがやがて一錠になり、時として二錠になって毎晩呑み続けている。懸念される副作用は現れているとは思えないが、どうやら止めた方がよさそうだ。しかも最近では呑んでもなかなか寝付けず、夜中二時、三時になっても眠れないことが多い。薬が効かない身体になっているのかもしれない。
会社人間のころから睡眠時間は三、四時間が当たり前だったので、

特に苦痛は感じないが、酒を飲んでも薬を呑んでも眠れないというのは時として辛い。
だからと言っていま以上に量を増やすことは、かかりつけ医も賛成していない。翌日ゴルフの時などは、弱ったな~と思いつつボーとした頭でプレーすることになる。だからウデも落ちた。

薬を呑んでも眠れない、量を増やすことはできない、しかも呑んでいる薬は止めた方がいいというのが公式見解である。となると止めるしかない。このサイトでは「高齢者に対して比較的安全である可能性がある」とする薬物を記載しているが、この際クスリと縁を切ることにしようと思う。強い意志をもってヤクから足を洗おう!麻薬の中毒患者のような心境で、現在「なし」に挑戦中である。

このサイトでは、明らかな不眠の原因が見当たらない不眠症に対しては、非薬物療法を実施せよとして、定時の離床および就寝、朝方の日光浴、散歩などの適度な運動、午睡時間の制限、就寝前の過剰な水分摂取の控え、アルコール・ニコチンなどの制限、静穏な寝室環境などの必要性を説いているが、それができないからクスリを呑んでいたのだ。

この記事をきっかけに睡眠薬を止めようと決意した。家人などは“クスリなしといま戦っている最中だ”というもの言いに対し、何を大袈裟な と冷笑している。しかしそんなことを言わずに、更生する姿をしばらく見守ってくれたまえ。(2015.4.10)

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