JR北海道頑張れ!

LineMap_JRhokkaido_jp北海道の面積は日本全土の22%、人口は4%である。これに対して、分割民営化前の旧国鉄末期の旅客営業キロは3,900km、全体の19%であった。そして現在でもJR北海道は2,500km、JR全線の12.5%を運行している。人口比で見る限りよくもこれだけ敷設し運行しているものだと称賛したい。 しかしだからと言って、このところ相次ぐJR北の事故を大目に見ようとか、民営化と言ってもしょせん形式だけ、実質は国の100%出資の国有企業だから国の責任が大きいとか、今回はそんなことを言う積りはない。鉄道は車輌が線路によって運動方向を絶対的に制約されているところに最大の特色がある。従って軌道(レール幅)の狂いを見逃すとか、放置するなどは、あってはならないというより、ありえない事柄の筈である。その異常事態が100箇所以上で発見された。 政府やマスコミはここを先途とJR北を攻めまくっているが、人災と決め付けられた福島の原発事故においてさえ、未だに誰も責任を取ろうとしないし、JR西の福知山事故も日航ジャンボ機墜落事故も然り。経営幹部が責任を取ったと聞いたことが無い。 日本は太平洋戦争において最も責任のある者が責任を免除されて以来、「責任」という語は空疎になったとの説もある。また脱線しそうであるが、要は責任追及ばかり声高に叫ぶことなく、ここはじっくりJR北の良識と良心を信じようではないか。重要なインフラがこのままでいいとは社員の誰も考えていまい。 JR北は札幌都市圏への一極集中が進む中で、過疎地域を走る路線が大半を占めている。加えて全線が豪雪、寒冷地にあるため、除雪や車輌、施設の維持管理に膨大な費用を要している。車輌ひとつとっても二重窓、大容量暖房など寒冷地仕様になるため、本州以南の車輌に比べて重量は重い。しかも大半が非電化路線のため、重い気動車主体に走らざるをえない。そのため列車という。 重量物で日夜休むことなく叩かれるレールの保守点検は非常に重要となる。ところが赤字経営の悲しさ、人の採用が出来ない、経験を伝承できない。会社の体質は昔の役所を切り離したままの風土が残っているから、上意下達が上手く行かない、縦割りの弊害も残る。多分そんな企業風土の中でこんな事が顕在化したのだろうと想像する。高速道路の上を跨ぐ跨道橋も同じことで、いつ第二の笹子事故が起きてもおかしくない。日本中のインフラが傷んでいるのだ。 道東の線路を横断する鹿の群れを笑顔で見送るローカル線の運転手や、誇らしげにキハ283系特急スーパー北斗を運転する運転手を同罪にするわけにはゆかない。鉄道ファン、とりわけ北海道の鉄道が大好き人間としては、これを機会にJR北の現状をもう一度お浚いし、また出かける事にしたいと思う。非難はやめて、応援することに決めた。これが契機になって廃線話しが出てくることを最も恐れる。さあ北海道の四季を鉄道で旅しようではないか! JRhokkaido

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785系 スーパーカムイ

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キハ283系 スーパー北斗

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