走れ幌馬車~イタリアン・レストラン・ポニー

平山勲さん レストラン経営 1941年 昭和16年生まれ
聞き取り日2013年 平成25年10月5日

ポニーで幌馬車(ほろばしゃ)運行
昭和27年、私が第二小学校三年生の時、父、直一が南栄に“イタリアン レストラン・ポニー”を開店しました。客のGI(米兵)やパンパンガールの足にと、朝霞駅から店まで、小型の馬ポニーに引かせた幌馬車を走らせましたが、客入りは芳しくありませんでした。次に町内一円を100円均一で輪タク、タクシーの代りにと始めましたが、やはり利用客はありませんでした。牝馬ポニーはエリザベスと名付けました。GIは“ベティ”の愛称で呼んでくれました。
食材の入手先
当時、食材は思うよう様に調達叶いませんでした。しかし、父が通訳としてキャンプ・ドレイクに勤務していた時に、すでに手が打ってあったらしく、GIや日本人コックが横流しする食材が店には豊富にありました。東京の一流店から引き抜いたコックの手になる料理もGI達には喜ばれず、「アメ公どもはどいつも田舎っぺだから、イタリアンの食味なんざわかりゃしねえ。奴等はベーコンをかりかりに焼き、マッシュドポテトで十分。あと歯も立たねえようなバッファローのステーキでも食わしときゃいい」と毒づいていたのを覚えています。

レストラン・ポニーの 牝馬ポニーの幌馬車送迎サービス
レストラン・ポニーの 牝馬ポニーの幌馬車送迎サービス

作画 田中利夫さん(平成25年作成)

1950〜60年代の頃の栄町マップ 沢山のバーが並んでいた
1950〜60年代の頃の栄町マップ 沢山のバーが並んでいた

地図制作 有永克司さん

http://goo.gl/ljTLNA
1952年 栄町5丁目洋食と喫茶イタリアン・ポニー新装開店

写真提供者 喫茶海

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